Introduction
私はサッカーのユニフォームのコレクターです。ですが学生の身分なので、あまり多くのお金を割くことはできません。しかし大学の3年足らずで100着を超えるユニフォームを超えるユニフォームを得ました(正規品です)。
また私は選手のネームナンバーやパッチをなるべく付けることを意識しています。
今日は導入としてMnachester Cityの20/21シーズンホームユニフォームにBenardo Silvaのマーキングを付けた事例を紹介します。
シャツは上野のスポーツ店で¥4000弱、マーキングはfootball authenticaというECサイトで約£20.00円(送料込)で買いました。いずれ店の紹介などは詳しくするつもりです。総額7000円で完成させます。
では実際の作業に移ります。まずは全体を低い温度でアイロンがけし、採寸です。プレミアリーグはネット上に寸法が公開されているため、正確な位置を知ることができます。
「Avery Dennison(マーキングシートの製造元), premier league, applicatin guide」というような感じで検索すればPDFが出てくるのでそれを参考にしてください。バルセロナ、バイエルン、レアルマドリーも直近のシーズンは寸法が載ってます。
あとは実際に選手が着用している写真を参考にするといいです。数字の幅などは画像から推察しました。
では実際に圧着をしていきます。家庭用アイロンとクッキングシートを使います。クッキングシートは当て布の代わりです。透けて見えるので圧着には向いています。アイロンの温度は150度前後のマーキングが多いです。販売元のサイトに圧着秒数、温度が書いてあるので参考にしましょう。プレス機のように全体に一気に熱を加えることはできないので全部分に熱が行き渡るように地道にプレスしていきます。やりすぎると服本体にダメージが出てしまうのでシートのかからない部分は気をつけてください。
熱し終わったら完全に冷めるまで待ちます。日本製は熱いうちに剥がさなければならないようです。
剥がす時はゆっくりで、圧着が不十分だった場合は再度数秒加熱し冷めるのを待ちます。少しくっついてない程度ならシートから全部剥がし、少し温度を下げて文字本体に熱を加え(クッキングシートは必要です)圧着させていくこともできます。
地道な作業を繰り返すとこのように完成します。もしかしたら適当なお店よりも上々のクオリティかもしれません。
これにかかった総額は7000円ほどです。普通に買ったら倍の値段はするでしょう。セールで買っても10000円を割るかどうかです。
ここからは自分で圧着するメリットとデメリットを説明します。
[メリット]
・安い。店に頼むと手数料がかかる。
・色々な選手のユニフォームが作れる。プレミアリーグは文字をバラ売りしているサイトがあるので誰でも可能です。
・先にユニを確保すればなんとでもなる。
[デメリット]
・ヒートプレス機より剥がれやすいので着用には向かないかも。大丈夫な時もありますし、店で買ったやつでも剥がれる時は剥がれます。
・手間がかかる。焦れて思いっきり熱したりするとダメージの原因になります。
個人的な意見ですがせっかく安くユニを仕入れたのにマーキングでお金がかかってしまっては勿体ないと思います。だから私は安く買えたユニにはセルフでマーキングを、好きなチーム(私の場合はアトレティコなど)や貴重なユニ、比較的値段が高いユニの場合は店に任せるという方法を取っています。
基本的にお店は持ち込みユニフォームに自店が保有しているマーキングしか付けてくれません。稀にマーキングごと付けてくれる場合もありますがそのような店に出会えるかどうかはわかりません。そう考えると自分で圧着できればベストなのではないかなと思いました。将来的にはプレス機買うつもりです。ですが、大きなミスをしたことはないですし、やってることはヒートプレス機と同じです。また達成感も得られますしユニに愛着も湧くので興味がある人はミスってもいいユニで試してみてください。
随時サイトの情報などは掲載していきますのでよろしくお願いします。